
京印伝とは、京うるしを使った京都の漆装飾のこと。京都唯一の漆装飾技術です。
『印伝』とは、鞣した鹿革に漆で柄を付ける伝統技法。型紙に漆を刷り込むことで模様を浮かび上がらせます。鹿革に限らず様々な素材への加工が可能です。艶やかでありながら上品な佇まいとたっぷりとしていてなめらかな触り心地も魅力の一つ。
-京うるし
●艶
従来の製法漆に比べ、漆の粒子をより細かく分散させる技術により生み出される京うるし
艶高く、光沢の保持率にも優れています。これが京印伝のたっぷりとした潤いの感じられる美しさの秘訣です。
●耐候性
漆の欠点とされるのが紫外線や雨風などによる劣化で、耐候性に難があることでした。京うるしの粒子の細かさにより塗膜は緻密かつ堅牢な仕上がりとなり、従来より様々な用途に耐えうる素材としての可能性は広がります。美しさのみならず強さを兼ねそろえた京印伝。人の手に触れることでより艶に深みが増す京印伝の魅力の原点です。
●発色
色漆の調合技術とうるしの硬化技術により、鮮やかながら奥深い色表現が可能です。豊富なカラーバリエーションも魅力です。
– 加工素材
- 鹿革
- 帆布
- 麻布
- 和紙
- 金属
- アクリルなど
素材により見え方も相性も様々です。
試してみたいなどでも構いません。お気軽にお問い合わせください。
– カラーバリエーション

オリジナルカラーの製作にもご対応致します。ご相談下さいませ。
– 料金について
●印伝加工
300mm×400mm ¥ 1,700
※これを基準として加工面積より料金を割り出します。
※作業工程により変動致しますが
●製版
300mm×400mm ¥ 20,000
180mm×180mm ¥ 6,000
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