型の製版から京印伝の加工を承っております
300mmほどの一部分の加工から最大500mm×600mmまでの加工が可能です
1つだけの試作品のご依頼もお受けしております
100個以上の量産にも柔軟に対応しておりますので、お気軽にお問い合わせください
< 加工素材例 >
- 鹿革
- 帆布
- 麻布
- 和紙
- 金属
- アクリルなど (塩ビは不可)
素材により見え方も相性も様々です。
一度試してみたいでも構いません。お気軽にお問合せください。
< カラーバリエーション >
漆自体の色は茶色です。そこに顔料を混ぜて作りますので、全体に茶色が混ざった色味に仕上がります。
白色といっても真っ白ではなく、肌色に近い色になります。
オリジナルカラーの製作も可能です。ご相談ください。
< 行程 >
1. 何にどのように加工をされたいか、加工は可能かどうかお話を伺います
2. 加工を希望される素材と漆との相性を知るため試作を行います
3. 作りたいデザインの製版を行い、再度試作、漆の色なども選んでいただきます
4. 最終仕様が決まり次第、印伝加工を進めます
< 製版 >
・古典柄はもちろん、オリジナルデザインの製版も可能です
・版のサイズにより料金が変わります
・お客様のご希望の印伝加工範囲に合わせてご提案致します
・作りたいデザインのAiデータ、図柄をいただければお見積り致します
・印伝は得意不得意な柄もございますのでご相談下さいませ
< 料金について >
●印伝加工
300mm×400mm ¥ 1,700
※これを基準として加工面積より料金を割り出します
※素材や作業工程により変動致します
●製版
300mm×400mm ¥ 20,000
180mm×180mm ¥ 6,000
※作業工程などにより変動致します
< 作業期間 >
作業から納品までは比較的長い期間がかかります。数に限らず、仕上がりまでに1~2週間以上の期間が必要です。
樹の樹液である漆の性質により、乾燥(硬化)まである程度の時間を必要とするためです。
硬化の仕組みとしましては、漆の主成分であるウルシオールが空気中の水分を吸収し、化学反応で固まります。水分が蒸発して乾燥するのではないため、湿度のある部屋(これを室といいます)に入れて固めます。
夏の湿度・温度で最も早く乾き、冬は乾きが遅くなります。湿度を上げて硬化を早くしすぎると発色に影響が出てしまったり、漆表面に皺ができてしまったりと、早ければ良いということではありません。
その時々の気候に合わせて調節しなくてはならず、漆の硬化も大切な技術の一つです。